ジュエリーの撮影でもダイヤモンドの撮影にはかなりの経験が必要とされます。特にカラーダイヤモンドの撮影はカラーレスダイヤモンドに比べても難しく多くの労力を要します。
TKPDではより実物に近い色味をお客様にお伝えするため、国内外のオークションハウスや一流ブランドのジュエリー撮影を担当する国内有数のプロに撮影を依頼しています。
カメラマンに伺ったお話で興味深かったのが、ジュエリーブランドとオークションハウスでは要求が異なるという点です。ジュエリーブランドはブランドを体現するイメージを創り出すことに対して、オークションハウスはジュエリーの魅力をしっかりと捉えつつも過ぎた加工など偽りが合ってはならないという点です。
確かにピンクダイヤモンドについては色味に欠けたルースをビビッドなピンクに写真を加工することなどはスマホなどでもできます。しかしながら、それではお客様がルースをお受け取りになる際にがっかりされることになりかねません。
よって、TKPDの撮影においてはルースが持つ色味やクラリティー、そしてカットをありのままに表現するためにジュエリー専門のスタジオで、1点あたり何時間もかけて撮影を行います。撮影に際しては、ダイヤモンドのカット面に反射する影や色味についてもライティングや反射板の微調整を1面ずつ微調整を繰り返すことでそのルース本来の姿を撮影しています。
さらに何時間もかけ自然光でルースを見たときと同じような色味と輝きがお伝えできるよう画像の微調整を繰り返して完成となります。
果たしてそこまでこだわり尽くす必要があるかわかりませんが、ウェブで見た色味と実際のルースに差異が生まれないように気をつけています。